おっとり美人嫁をビシビシ鍛える鬼姑のレシピ|レシピ#30 ちらし寿司

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鬼姑レシピ#30 ちらし寿司

「今日は我が家の散らし寿司」

「ワーイ早くタベターイ!」

「なに仰るの、まず故事来歴でしょう」

「えー又ですか」

「フフフしかも二件」

「ガックリ」

40年も前でしょうか、ある雑誌にエッセイストで、作家の桐島洋子さんが、食べ物のエッセイを載せていらした「金ちゃんご飯」と云うの。彼女の家にはいつも色々な職業の人たちが集まってワイワイ話している(そこで情報やヒントが)おなかが空いたので「金ちゃん、なんか作ってー」金ちゃんは炊飯器のご飯を大皿にとり、冷蔵庫から、取り寄せの沢庵、ボツボツ切って散らす、旨い紀州梅干もちぎって散らす、白ごま大葉、佃煮なども散らしスプーンをそえて、好きなとこをよそってさあ。
もう一つ、近所のホテル、義理でお節を買っていた。高価で立派だけれどほとんど食べない。「家の味がいいや」と。それで伊達巻、椎茸、筍、こはだ、などをブツブツ切ってちらし寿司にのせることに。
この二ツがドッキング 


「あーやっと終わった」

散らし寿司  

材料 (必ず欲しい物)椎茸ゆっくり甘辛く煮たもの、甘く焼いた卵焼き(伊達巻でも煮穴子か、鰻の蒲焼、鮪(ヅケ)大葉 塩いくら、(桜でんぶの代わり)※筍でも蛸でもお好きな物。


作り方 すし飯を炊く、合わせ酢は必要ありません、上にのる物に甘い味があるので、お酢に塩少々だけ。
卵は甘く厚く焼いて角切り煮穴子でなく、鰻を使う場合は一度ゆでこぼしてからゆっくり鰻のたれで煮ましょう。大葉の上にいくらを乗せて。


「ちょっと貴女鮪のヅケばかり取っちゃダメヨ!パパも子供も大好きなんですから」

「お母さまがエコ贔屓なさるから、私はいつも椎茸と筍ばかり、、」

(編集注)なんつってもこれはマグロのヅケと塩いくらってのがね、合いますよね。

あー、いいな、いいな、しばらくぶりに食べたいなー


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※鬼姑はみておりませんが、息子がお伝えいたします。



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レシピと文章と料理と写真:給食センター(鬼姑) 編集:唐沢 豪貴(おっとり美人?嫁の亭主)

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