鬼姑レシピ#24 シェパーズパイ
前置き このパイはいわゆるパイではありません、別名「コテージパイ」といって、イギリスのつましいじゃが芋料理です。
厳密に云えばシェパードと云うのは、「羊飼い」という意味ですから、お弁当に持って行ったマトンのローストの、残りを細かく刻んで、炒めマッシュポテトにはさんで、コンガリ焼いたのが起源らしい、ハイジの世界ですね、それがしまりやのイギリスで貧しい小屋という、「コテージパイ」になったという事でしょう、吉祥寺のイングリッシュパブで食べたことあります。
嫁「ご苦労様です、じゃが芋にも、故事来歴、がある、年寄りには頭が、、」
鬼「下がりますか?」
嫁「下がるというより、ヤレヤレですね」
材料 じゃが芋、バタ、あればクリーム、牛挽肉、玉葱、塩コショウ
作り方 じゃが芋ゆでるか、蒸す、レンジは、えぐみが出る。今日は蒸したけど、粘りが出て…まあどうでもいいですが、つぶします、熱いうちバタとクリームか、牛乳少々塩でマッシュポテトを作ります。
牛挽肉と玉葱の微塵切りをバター少々で炒め、塩コショウで味付け、耐熱皿にポテト肉を敷きポテトで蓋をして、オーブンでコンガリ焼きます。
まあ揚げないコロッケですが。
北海道の古い方から面白いエピソードを伺いました。
北大生の間で、伝えられたレシピだそうです(きっと教授達に留学経験のある人達かそれとも、豊富な北海道のじゃが芋というだけなのか)。
ただマッシュポテトに炒めた挽肉を混ぜただけの料理、ネーミングが「手稲(山)の白雪」なんかロマンチックですね。私は白雪と云うより、「手稲の初雪」の方がいいと思う、白い雪の中にまだ所どころ、茶色
のところが、見える。
しかし、スコッチ飲みながら、イギリスを思うのもいい。
今日の嫁はあっさりだなぁ。
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※鬼姑はみておりませんが、息子がお伝えいたします。
レシピと文章と料理と写真:給食センター(鬼姑) 編集:唐沢 豪貴(おっとり美人?嫁の亭主)
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